PMSって何かご存知ですか?
PMSとは月経前症候群のことで、約8割の女性が悩まされてると言われている症状です。
PMSに悩まされている女性は多いのですが、その実態を知っている人は少ないのではないでしょうか。
そんな、身近だけど良くわからないPMSの実態について解説します!
PMSと上手に付き合うために、PMSについて一緒に考えてみましょう!
PMSの症状は多岐にわたる
PMSと一言で言っても、その症状は多岐にわたります。
代表的な症状をご紹介しましょう。
心の不調
- イライラ
- 憂鬱
- 無気力
- 集中力の欠如
- 情緒不安定
身体の不調
- 腹痛
- 腰痛
- 頭痛
- 胸の張り
- 肌荒れ
代表的な症状をあげましたが、PMSの症状はこれだけではありません。
PMSの症状の数は200以上とも言われています。
ですから、一見関係なさそうな不快症状でもPMSの可能性がありますので、いつも同じころにその症状が出るならPMSの可能性を疑ってみましょう!
PMSはいつ頃起きるのか
では、PMSが起きるのはいつ頃なのでしょうか。
PMSが起きるのは、排卵後から生理が始まるまでの間です。
いわゆる、高温期とか、黄体期と呼ばれる時期ですね。
なぜ、この時期に起きるのかは、PMSが起きる原因と関係しています。
PMSは、プロゲステロンという女性ホルモンの一種によって引き起こされていると言われています。
この、プロゲステロンは、排卵後から生理前に分泌量が増えます。
ですから、排卵後から生理が始まるまでの間にPMSが起きるのです。
また、セロトニンの減少でもPMSが起きると言われています。
セロトニンは、ストレスで分泌量が減ります。
PMSが起きると、それがストレスとなり、さらにセロトニンの分泌量が減り、またさらにPMSがひどくなるというわけです。
この負の連鎖を断ち切らないことには、PMSの緩和は見込めないというわけですね。
PMSは緩和できないのか
では、このつらいPMSですが、緩和することはできないのでしょうか。
それは違います。
例えば、PMSの原因の一つであるセロトニンの分泌を増やすことで、PMSを緩和する方法があります。
セロトニンの分泌量は、生活習慣に大きく左右されます。
ですから、規則正しい生活を心がけましょう。
具体的にどうするかというと、早起きすることです。
セロトニンは朝日を浴びることで分泌量が増えます。
また、単調でリズミカルな運動が効果的です。
例えば、ウォーキングやスクワットです。
5分から15分程度で効果がありますので、毎日続けましょう。
また、セロトニンの分泌に効果的な食べ物もありますよ!
バナナ、乳製品、大豆食品、レバー、ナッツ類など、身近に手に入る食べ物ばかりです。
積極的に食べましょうね。
また、プロゲステロンの過剰分泌を防ぐことでも、PMSを緩和することができます。
プロゲステロンは女性ホルモンの一種です。
ホルモンバランスを整える生活をすれば、過剰分泌を防ぐことができますよ。
ホルモンバランスは規則正しい生活や、バランスのとれた食事を取ることで整っていきます。
また、大豆には大豆イソフラボンと言って、女性ホルモンと似た働きをする物質があります。
ですから、大豆製品を積極的に摂ることでもホルモンバランスを整えることができます。
まとめ
PMSはつらいものです。
症状によっては、通常の生活を送ることが困難になることもあります。
また、生理痛と合わせると、月の半数以上つらい思いをしている人もいるでしょう。
もし、生活を変えることができるなら、症状を緩和することができるかもしれません。
できることから始めて見ませんか?