PMDD(月経前不快気分障害)の症状と治療について

PMDD

PMSと似ているようで違うPMDDとは何か

PMDD(月経前不快気分障害)とはどのような病気か

PMS(月経前症候群)というのは、月経の始まる一週間から10日くらい前から、頭痛・腹痛・むくみ・だるさ・イライラする・情緒不安定などの症状として現れる体調や心理面での不調です。

一方、PMDD(月経前不快気分障害)は、月経のある女性の5%の女性に見られPMS(月経前症候群)に比べ、精神的な症状が重症な病気を指します。日本ではあまり知られていませんが、国際的には鬱病の一種として認められていて、診断基準もあり、「月経前だけ起こる鬱病」ということができます。症状としては、イライラしたり怒りっぽくなったり、感情をコントロールすることができなくなったりするなど、強い不安感に包まれます。時には、暴力的になったり重度の抑うつ感や絶望感を感じる人もいます。

PMSと比べると、精神面での悪化が大きく日常生活を送るのが困難な状態に陥ります。鬱病との違いは、月経開始から数日後には症状が消失し、全く普通の精神状態に戻って普通の生活を送ることができるということです。

まだはっきりと明らかにされていないPMDDの原因

PMDD(月経前不快気分障害)の原因は、まだはっきりと明らかになっていません。

しかし、生理前に増加する女性ホルモンの一種である「プロゲステロン」が影響していると言われています。また、もう一つの女性ホルモンである「エストロゲン」とのバランス異常ではないかという説もあります。

更に、食欲や睡眠などをコントロールする脳内神経伝達物質である「セロトニン」が減少することで引き起こされるのではないかとも考えられています。つまり、PMSと同様にPMDDが起こる原因として、女性ホルモンのバランスの乱れが影響していることは間違いないと考えられているのです。ただPMSの場合は、セロトニンの減少量がPMDDに比べて少ないので、まだ症状が軽くなっているのです。

PMDDの症状を緩和させるには、女性ホルモンのバランスを整える作用を持つものの摂取がすすめられています。例えばイソフラボンや亜鉛などのミネラル類、ビタミンB6などです。

PMDD(月経前不快気分障害)の疑いのある人の治療とは

前述したように、「月経前不快気分障害」(PMDD)は鬱病の一種ですから、症状が重篤な場合には、攻撃的・暴力的な態度から相手に不快感を与え理解してもらえず、家庭内の人間関係に支障をきたしたり離婚につながることもあります。また、抑うつ感や自責の念から自殺行動に出てしまう場合もあります。

PMDDは病気ですから、疑われる症状がある方は病院での適切な治療が必要となります。自分では判断できない場合も多いのですが、PMSは婦人科を受診しますがPMDDは精神科の受診が必要です。その根本的な原因を解明し、それに沿った治療を行えば数か月で改善するといわれています。

また、月経前の不安定な精神的症状がPMDDだったとわかることで、気持ちが楽になることがあります。また症状がつらい場合は、医師に相談することで、心が落ち着いて安心感が増し、症状が和らぐこともあります。

根本的な原因を解明してその症状に合った服薬などの治療にを行えば、数か月で改善すると言われています。

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