PMSの腹痛は仕方がない?

毎月のPMS腹痛の悩み

月経でお腹が痛くならない人は世の中にいるのでしょうか、というくらい月経に腹痛はつきものですね。

実際に俗にいう「生理痛」はほぼ腹痛のことを指しています。

日本産科婦人科学会の調査では、25%の女性がPMSの症状として腹痛を訴えています。これは、体に起こる症状の中では1番多い割合でした。

 

腹痛の原因

ホルモンの影響

PMSで腰痛が出現する原因には、月経に関係するホルモンが影響しています。

排卵直後に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)はプロスタグランジンという物質を合成するのですが、この物質が月経の時に子宮を収縮させて血液を押し出す働きをします。

子宮の内部には子宮内膜という膜があり、妊娠した時はこの子宮内膜がベットになって胎児を育ててくれるのですが、妊娠しなかった場合は月経の時に経血(月経時の血液)と一緒に排出されます。

プロスタグランジンはいらなくなった子宮内膜を出すために必要なものですが、必要以上に分泌されると子宮の収縮も強くなります。子宮の周辺の筋肉も引っ張られ、血流が悪くなって腹痛が起こります。

この物質は血液に乗って流れていくので、血流が悪いと痛みの成分が長く体内にある状態になってしまいます。

子宮口が狭い

膣の先にある子宮の入り口を子宮口(しきゅうこう)といいます。

子宮口は出産の時に広がって、赤ちゃんが出てくるまで大きくなります。

そのため出産経験がある人は血液が出やすくなり、PMSの痛みが軽くなる場合があります。

出産経験がなくても、30代以降になると子宮口は少し広がるようです。

若い人は子宮口が狭く、経血がスムーズに出ないため腹痛が起こってしまいます。

腹痛の対処法

体を温める

体温が低い冷え性の人は、体を温めて血流をよくすることで痛みの軽減に効果があります。

熱いお風呂は交感神経意を刺激し血管を収縮してしまうので、41℃以下のお湯に15分以上入ると筋肉の緊張がほぐれていきます。

お腹周りを温めると痛みが軽くなるので、冬場はホッカイロをお腹に入れている人も多いと思います。

しかし、低温やけどの危険性があるので寝るときは腹巻など他の方法で温めましょう。

韓国発祥のヨモギ温熱パットはナプキンの下からじんわり温めてくれるお助け商品ですね。

温めるというと冬場のイメージがあるかもしれませんが、冷房が強くなる夏場も体を冷やしてしまうので注意しましょう。下半身を冷やさないように、ひざ掛けなどを活用してください。

ウォーキング・ストレッチ

歩くと腰回りの筋肉をほぐすことができるので、腹部周囲の血流がよくなります。

また、ストレッチで骨盤周囲のゆがみがよくなると同じように血流もよくなります。

生活習慣によって骨盤は徐々にゆがんでいくので、改善しなければどんどんゆがみは悪化していきます。

PMSで腹痛が激しいと感じたら骨盤のゆがみをチェックしてみてください。

また、PMS周期の短期間の運動だけでは効果は少なく、そもそもツライ時に動きたくはないですよね。

運動は日頃から少しずつ行い長い期間をかけてPMSの改善になるものです。

体を動かすときは骨盤周囲の筋肉も意識しながら行ってみましょう。

鎮痛剤

市販されている鎮痛剤にはプロスタグランジンを抑える成分が含まれています。

痛みでストレスが溜まらないように、上手に鎮痛剤を取り入れても必要かもしれません。

PMSの腹痛は30代以降に軽減する傾向があります。

もし思春期より腹痛が激しくなっているようなら、子宮内膜症などの病気が隠れている可能性があるため、念のために婦人科を受診することをおすすめします。

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